入国手続きを終えた後、空港ロビーでプリペイドsimとGrab(グラブ)の設定を行います。
さらに、現金も必要なので両替所やATMを探してタイバーツを入手しなければなりません。
空港に到着してもやらなければいけないことは色々あります。しかも、夜遅くに到着すると、慣れない異国の地では意外と心細く感じるもの。
こまごまとした手続きを終えて1泊目の滞在先であるコートヤード・バイ・マリオット バンコクにチェックインしたときには、もう日をまたいで翌日になっていました。
Grabでバンコク市内へ
国際線で空港に到着したときの手続きは、入国審査だけではありません。ターンテーブルで手荷物を受け取った後、税関審査をパスする必要があります(と言っても、特に申告しなければならないようなものを持ち込むことは、ほとんどありませんが)。
そういった出入国の手続きを除くと、海外に到着して一番最初にやるべきことは、インターネット接続の確保です。
これがないとグーグルマップもUberやGrab等の配車アプリも利用できません。
プリペイドsimの設定
海外でwi-fi環境がない場合、インターネットへの接続を確保する方法はいくつかありますが、タイのバンコクへ行くのであれば、プリペイドsimを日本で事前に購入することがおすすめです。
simカードは持ち運びが楽な上に、レンタルモバイルルーターのように旅行中、充電に気を使う必要がありません。帰国後に返却するわずらわしさもありません。
プリペイドsimは現地に行って購入する方法もありますが、タイで利用できるプリペイドsimは日本でも安く手に入ので、事前に購入するのがベターです。
docomoなどの携帯電話キャリアの端末を利用するのであれば、あらかじめsimロックを解除しておく必要があります。
手荷物を受け取るターンテーブルの脇に落ち着いて作業が出来そうなベンチシートが置いてあったので、そこでプリペイドsimの設定を行いました。
日本で利用しているのがsimフリーの端末であるため、プリペイドsimを端末に差し込むだけですぐに4G通信の利用が可能となりました。設定は特に必要ありませんでした。
お得なタイバーツへの両替方法
海外旅行に行くと当然、現地通貨の現金が必要になります。タイの通貨単位はバーツです。
現地通貨を手に入れる方法はいくつかありますが、普段はクレジットカードのキャッシングサービスを利用しています。必要な時に必要なだけ現金を引き出せばよいのでセキュリティー面で安心ですし、交換レートも他の手段に比べて一般的に高いからです。
ところが、タイは事情が異なります。スワンナプーム空港の地下1階にある、エアポートリンク(高速鉄道)の乗り場近くにある両替所密集エリアでは、かなり高レートで日本円とタイバーツを両替することができるのです。
実際に両替所での現金の両替とATMでのキャッシングを比較してみました。
クレジットカードのキャッシングは、両替所の真向かいにあるATMで行いました。
両替所では1円=0.2970バーツであるのに対して、クレカのキャッシングでは0.2857バーツに手数料220バーツ(!)がプラスされます。
1万円を両替した場合、両替所では2,970バーツになりますが、キャッシングでは2,637バーツにしかなりません。その差、333バーツ。日本円で1,000円以上の差が出てきます。
バンコク市内に出るともう少しレートの良い両替所もあるようですが、旅先での貴重な時間を考えると誤差の範囲です。
トータルメリットの高い移動方法はGrab
スワンナプーム空港からバンコク市内への移動については、はじめてGrab(グラブ)を利用しました。
Grabとは東南アジアを中心に運営されている配車アプリサービスです。東南アジア版Uberといったイメージでしょうか。
バンコク市内で利用可能な交通移動手段はいくつかありますが、トータルメリットはGrabが一番高いと言えます。
炎天下でスーツケースを持って歩く必要がほとんどないだけでなく、料金が比較的安価でぼったくられる可能性もなく、クレジットカードの利用が可能であるなど利便性はかなり高いです。
アプリのダウンロードとSMS認証等の初期設定までは日本で済ませておき、クレジットカードの登録のみ現地に着いてから行いました。もちろん、アプリの利用にはインターネット環境が必要です。
配車アプリの利用は全くの初めてでしたが、ほとんど戸惑うことなく操作できました。
スワンナプーム空港からコートヤード・バイ・マリオット・バンコクまでの料金はトータルで402バーツ(約1350円)でした(基本料金327バーツ+高速料金75バーツ)。
【1泊目】コートヤード・バイ・マリオット・バンコクへ
コートヤード バンコクは、BTSスカイトレイン(バンコクの高架鉄道)のラチャダムリ駅から徒歩7分程のところにあります。
周囲に商業地区やオフィス街があり、観光やビジネスには便利な場所です。
ホテル自体はコートヤードブランドなので、マリオットグループ全体の中では比較的リーズナブルでカジュアルな位置づけのホテルになります。
プラチナチャレンジのスケジュールにコートヤード バンコクを入れた理由も、他のバンコク市内にあるマリオット系列のホテルよりも宿泊料がワンランク安かったためでした。
バンコク到着の航空便が夜遅くホテルに滞在できる時間が短くなることから、1泊目にコートヤードバンコクに宿泊することとしました。
コートヤード バンコクへのアクセス
スワンナプーム空港からコートヤード バンコクまではGrabで移動しましたが、深夜で道路が渋滞していなかったこともあり、40分ほどで到着しました。
電話:+66-2-690-1888
コートヤード バンコクの基本情報
ホテルランク/マリオットリワードカテゴリ:★★★★☆/カテゴリー3
階数/客室数:15フロア/314 客室
チェックイン :2:00 PM
チェックアウト:12:00 PM
コートヤード バンコクの宿泊料金・ルームタイプ
部屋の予約はマリオットの公式ページから直接行いました。
プラチナチャレンジのために滞在数を獲得することが目的であったため、一番リーズナブルなデラックスルームを予約しました。
宿泊人数 :大人2名
予約料金 :3,239バーツ(約11,000円)/税・サービス料込
コートヤード バンコクのチェックイン
空港からホテルに着いてフロントでチェックインをするときには、夜中の0時を超えて日付が変わっていました。
当時、マリオットの旧ゴールドメンバーであったためアップグレードを期待したのですが、残念ながらお部屋は予約どおりのデラックスルーム(30㎡)でした。
フロントではゴールドメンバーの特典をまとめた紙がもらえました。
このあたりの対応は、同じマリオットでもホテルごとにまちまちですが、特典をまとめた一覧表をもらえると、とても分かりやすく便利です。
朝食がホテルラウンジだけでなく、1階のMoMo Cafe(モモ カフェ)も選べるところがうれしいポイントです。
コートヤード バンコクのデラックスルーム
予約したのがホテルで一番安い部屋でしたが30㎡もあるため、思ったよりも室内が広く、スーツケースも余裕で広げることができました。
ただ、写真をみていただくと分かるのですが、間接照明の光量が低いため、少し暗く感じました。
デラックスルームの室内
ウエルカムギフトはランブータンでした。いかにも南国のフルーツという感じです。
見た目に反して、手で簡単に剥いて食べることができました。ライチのような食感と味で、なかなかおいしかったです。
デラックスルームのバスルーム
翌日に備えて、シャワーを浴びて早々に眠りにつきました。
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