【マリオットプラチナチャレンジ】バンコクで4つのホテルをホッピング①(スワンナプーム空港編)

宿泊記

2018年6月下旬から7月上旬にかけて、マリオットリワードのプラチナチャレンジの一環でバンコク(タイ)の4つのマリオット系列のホテルに1泊ずつしました。

バンコクは日中の気温が1年中30度を越えます。そんな猛暑の中、スーツケースを持って4つのホテルを渡り歩くため、体力勝負の旅行になると予想していました。
結果的には、プリペイドsimを用意し、空港やホテル間の移動にGrab(グラブ)を利用したことから、今までにない快適なホテルライフを送ることができました。

2回目のビジネスクラスにして、初のA380搭乗

都内から成田空港までは高速バスの東京シャトルを利用し、成田空港からバンコクのスワンナプーム空港まではタイ航空を利用しました。

夕方17:25発のタイ航空TG677便を予約したのですが、旅行の際は空港ラウンジでゆったり過ごしたいため、お昼前くらいに自宅を出発しました。

安くて快適な東京シャトル

我が家では最近、都内から成田空港まで移動する際には主に高速バスを利用しています。

以前は京成電鉄のスカイライナーやアクセス特急を利用していました。しかし、例えばスカイライナーを利用した場合、大人1名で片道約2,500円かかります。大人2名で往復すれば合計で約1万円の出費になります。

一方で、高速バスの東京シャトルであれば、事前予約をすると大人1名片道900円で済みます。二人で往復しても3,600円しかかかりません。合計で6,000円以上、違ってきます。

しかも、高速バスは本数が多いため乗車までの待ち時間が少なく、スーツケースをトランクに預けておけるので乗っている間がとても楽です。空港までの所要時間も約1時間で済むため、何か特別の事情がない限りもっぱら高速バスを利用するようになりました。

この日も、東京駅近くの専用乗り場から成田空港まで、東京シャトルを利用して移動しました。

ANAラウンジでシャワーとお寿司

今回のタイ旅行では、ANAマイルを利用してタイ航空のビジネスクラスの特典航空券を発券しました。タイ航空のチェックインカウンターは、第1ターミナル南ウイングにあります。

東京シャトルを降りてチェックインやセキュリティーチェック等を済ませると、そのままANA ラウンジに向かいます。タイ航空は成田空港に自前のラウンジを持っていないため、ビジネスクラス等に搭乗する際はANAやユナイテッド航空のラウンジを利用することになります。

成田空港のANAラウンジは南ウイングの第4・5サテライトの2か所にあります。第4サテライトにあるラウンジは落ち着いた雰囲気であるのに対して、第5サテライトの方は滑走路が見えるために開放感があります。

その日は第5サテライトのラウンジで軽く昼食を取った後、第4サテライトへ移動してシャワーを浴びました。

第4サテライトANAラウンジ入口

広いシャワー室

充実したアメニティー

旅行の初めに、空港についていきなりシャワーを浴びるのは少し違和感もありますが、清潔で広いシャワールームなので使い勝手もよく、とても快適に利用することができます。

シャワーを浴びてさっぱりしたところで予定搭乗時間が近くなっていましたが、どうやら出発時間に遅延が生じている様子。ふとラウンジ内を見ると、17時から寿司バーがオープンするとのこと。

これを食べない手はありません(笑)。と言うことで、しっかりいただきました。

この日のネタは、サーモンとマグロでした。おいしくいただいてからANAラウンジを後にしました。

初めてのA380への搭乗

今回、バンコクへ旅行するにあたりタイ航空を選んだのは、訪問国のナショナルフラッグキャリア(その国を代表する航空会社)であることとも理由の1つですが、それ以上に史上最大の旅客機と呼ばれるエアバス・A380に乗りたかったためでした。

座席数507席を実感

タイ航空のA380の座席数は507席で設計されています。搭乗口に向かうと、いきなりその大きさを実感する光景に出くわします。
今回のシートはビジネスクラスであるため優先搭乗ができるのですが、搭乗開始時刻の10分ほど前に着いた時点で、すでに結構な行列ができていました。

搭乗口は奥の『46』

この行列は、一般乗客の列ではありません。優先搭乗を待つ乗客の列です。

2019年5月24日からANAもハワイ便でA380の就航がスタートしますが、520席での設計となっていますし上級会員も多いでしょうから、これ以上の混雑となることが予想されますね。

ゲートを抜けて通路を進むと、

A380!

A380は2階建てのため、搭乗口の通路が途中で1階と2階に分岐します。写真だと分かりにくいですが、向かって右側の通路が2階への搭乗通路になります。

快適な空の6時間

今回、座席はB16で窓際の席でした。座席はフルフラットになります。

タイ航空のA380でビジネスクラスを利用する場合、窓際の席がおすすめです。窓の下にグローブボックスがあるため、身との回りの品々を収納しておくのにとても便利です。

タイ航空A380のビジネスクラスの場合、座席はグローブボックスが利用できる窓際の席がおすすめです。

ウェルカムドリンクは、スパークリングワインをお願いしました。
ノイズキャンセリングのヘッドフォン。
機内食のメインディッシュは、事前予約でビーフステーキを注文しておきました。ドリンクは、タイのメジャーなビールであるシンハーにしました。シンハービールはコクとスッキリした後味のバランスがよくて、様々な料理と良く合います。

ラウンジで色々と食べて、さらに機内食だけでもこれだけのボリュームがあったため、最後は少し無理をして食べるハメになりました。食べ過ぎには要注意です。

色々と食べたり飲んだりして、まったりしていると、もうバンコクのスワンナプーム空港に到着です。6時間があっという間です。遅い時間の便であったため、スワンナプーム空港についた時には夜の21時を回っていました。

まさかのプレミアムレーンが利用できない事態からの・・・

スワンナプーム空港のイミグレーション(入国審査)は、時間帯によりかなり混雑することで有名です。1時間以上待つこともザラです。自分たちが入国した際にも、通常レーンは長蛇の列ができていました。

しかし事前に、タイ航空のファーストクラス・ビジネスクラスの乗客はプレミアムレーン(プライオリティーレーン)の利用可能なことを調べていたので、意気揚々とプレミアムレーンへと向かいました。ところが・・・。

入口にいた係員の女性にパスポートと航空券の半券を見せても、「プレミアムレーンは利用できないよー」とのつれない一言。タイ航空のビジネスクラス搭乗者は利用できなかったっけ!?と確認しても、返答は変わらず・・・。

あれ、ネットでは利用できるって書いてあったよな?!自分の勘違い?情報が古い・・・??
結局、プレミアムレーンを利用することはできず、あきらめて通常レーンの方に向かうことになりました(プレミアムレーンと通常レーンは少し離れたところにある)。

行ったり来たりした分、15分は遅くなっています。これだったら、そのままイミグレーションに並んだ方がマシだったじゃん、と思いながらあたりを見てると、通常レーン入口から見てすぐ左手に『FAST TRACK』の看板が!

その先で入国審査を待っている人は2、3人しかいません。こっちは大丈夫なはず!と思って列の後ろに並んでみると、すぐ無事に入国審査を受けることができました。並んでから入国審査が終わるまで10分もかかりませんでした。

結局、先ほどの係員が勘違いしていたのか、それともルール変更になってタイ航空のビジネスクラスの乗客はFAST TRACKを利用することになったのかは分かりませんでしたが、夜も遅くなっていた為、結果オーライで気にせずにバンコク市内への移動を急ぐことにしました。

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